こんにちは。岡井弘治です。
食事の前に、皆さんは「いただきます」と言っていますか?
子どもの頃から当たり前のように使っている言葉ですが、改めて考えてみると不思議な言葉だと思います。
海外では食事の前に感謝を表す言葉はありますが、「いただきます」のように一言で多くの意味を含んだ言葉はあまりありません。
私は食事の前にこの言葉を口にするたび、日本人らしい素敵な文化だと感じています。
「いただきます」は誰に言っているのだろう
子どもの頃は「ご飯を作ってくれた人への感謝」と教わりました。
もちろん、それも大切な意味の一つです。
しかし、大人になるにつれて「いただきます」にはもっと多くの意味が込められているように感じるようになりました。
食材を育ててくれた人。
魚を獲ってくれた人。
運んでくれた人。
調理してくれた人。
そして、その食材そのものの命。
多くの人や自然の恵みに支えられて、私たちは食事をすることができます。
「いただきます」という言葉には、そのすべてへの感謝が含まれているのかもしれません。
当たり前は当たり前ではない
毎日食事ができることを、私たちはつい当たり前だと思ってしまいます。
しかし考えてみると、今日の食事が食卓に並ぶまでには本当に多くの人が関わっています。
普段意識することは少ないですが、その積み重ねによって私たちの生活は支えられています。
仕事も同じです。
一人でできる仕事はほとんどありません。
お客様がいて、一緒に働く仲間がいて、取引先の皆さまがいて、初めて仕事が成り立ちます。
そう考えると、「ありがとうございます」という言葉と「いただきます」という言葉は少し似ているように思います。
どちらも、自分一人では生きていけないことを思い出させてくれる言葉です。
良い仕事をして、美味しいものを食べる
私は前回の記事でも書いたように、
「良い仕事をして、美味しいものを食べる」
ことを大切にしています。
美味しい食事を楽しめるのは、働ける環境があり、お客様や仲間とのつながりがあるからです。
だからこそ食事の前の「いただきます」は、単なる挨拶ではなく、
「今日もここまで頑張ることができました」
という感謝の言葉でもあるように感じています。
最後に
忙しい日々を過ごしていると、食事も流れ作業のようになってしまうことがあります。
そんな時こそ、一度手を止めて「いただきます」と言ってみる。
その一言の中には、感謝や謙虚さ、人とのつながりを思い出させてくれる力があるように思います。
今日も食事ができることに感謝しながら、美味しくいただきたいと思います。
ごちそうさまでした。