好きなことを深めた先にあった学び
こんにちは、岡井 弘治です。
私は「野菜ソムリエ(旧ベジタブル&フルーツマイスター)」と「おさかなマイスター」の資格を持っています。
仕事に必要だったから取得したわけではありません。
もともと釣りが好きで魚を食べることも好きでしたし、果物狩りや産地巡りも好きでした。趣味というほどではありませんが、美味しい食べ物との出会いを楽しむうちに、「なぜ旬があるのだろう」「なぜ産地によって味が違うのだろう」と興味を持つようになりました。
もっと知りたい。
その好奇心が資格取得のきっかけでした。
そしてもうひとつ理由があります。
私は昔から口下手で、初対面の方との会話があまり得意ではありませんでした。
今回は、そんな私が資格を取得し、名刺に掲載するようになった理由についてお話ししたいと思います。
名刺が会話のきっかけをつくってくれた
仕事では多くの方と名刺交換をします。
以前の私は、名刺交換をしても挨拶だけで終わってしまうことが少なくありませんでした。
会話が続かないわけではありませんが、自分から話題を広げることが得意ではなかったのです。
そこで取得していた資格を名刺に載せてみました。
「野菜ソムリエ」 「おさかなマイスター」
すると驚くほど反応が変わりました。
「魚がお好きなんですか?」 「おすすめの果物はありますか?」 「釣りにはよく行かれるんですか?」
こんな話題から自然に会話が始まるようになりました。
私は急に話し上手になったわけではありません。
ただ、自分が好きなことなので無理なく話せたのです。
資格そのものがすごいというより、自分の好きなことを相手に伝えるきっかけになったことが大きかったのだと思います。
弱点は好きなことで補えることがある
この経験を通じて感じたことがあります。
苦手なことを克服する方法は一つではないということです。
口下手なら話し方を勉強する。 人前が苦手なら経験を積む。
もちろんそれも大切です。
しかし私は、好きなことを深掘りした結果として、人とのコミュニケーションが楽になりました。
弱点ばかりを見ていると苦しくなります。
それよりも、自分の好きなことや得意なことを伸ばしてみる。
そうすると、思いがけない形で弱点を補ってくれることがあります。
好きなことは単なる趣味ではなく、自分自身の強みになることもあるのだと感じました。
資格は取得してからが本当のスタート
資格取得のために学んでいると、野菜や果物、魚の世界の奥深さに驚かされます。
同じ魚でも季節によって味が変わります。
同じ果物でも品種や産地によって特徴が違います。
知識が増えるほど食べる楽しみも増えていきました。
また、学べば学ぶほど感じるのが、生産者や漁業関係者の皆さまへの感謝です。
私たちは当たり前のように旬の野菜や果物、魚を手にしています。
しかし、その背景には天候と向き合いながら品質を守る農家の皆さまや、安全に漁を続ける漁業関係者の皆さまの努力があります。
美味しい食材との出会いは、その積み重ねの上に成り立っています。
そしてもうひとつ感じるのは、資格は取得したら終わりではないということです。
知識は使わなければ薄れてしまいます。
新しい品種や栽培技術も次々と生まれています。
学び続けること。
興味を持ち続けること。
それが本当の意味で資格を活かすことなのだと思います。
続けることで価値が生まれる
この考え方は仕事にもよく似ています。
資格取得がゴールではないように、仕事でも導入や開始がゴールではありません。
私たちの仕事では、システム導入や業務改善のお手伝いをすることがあります。
しかし導入しただけでは成果は生まれません。
運用し、改善し、現場に定着して初めて価値になります。
資格も仕事も同じです。
学んだだけでは力になりません。
続けることで経験となり、経験が信頼となり、信頼が価値へと変わっていきます。
社員の皆さんにも伝えたいのは、小さな積み重ねを大切にしてほしいということです。
すぐに成果が見えなくても、継続した努力は必ず自分自身の財産になります。
私自身も、これから学び続ける姿勢を忘れずにいたいと思います。
好きなことを伝える伝道師でありたい
私にとって野菜ソムリエとおさかなマイスターの資格は、単なる肩書きではありません。
好きなことを学ぶ楽しさを教えてくれた存在であり、人とのつながりを広げてくれた存在でもあります。
そして改めて感じるのは、継続することの大切さです。
資格を取得することよりも、その後も学び続けることの方が難しく、そして価値があります。
また、「マイスター」とは単に知識を持つ人ではなく、その魅力を伝える伝道師でもあります。
せっかく学んだ知識ですので、自分だけのものにするのではなく、多くの方に伝えていきたいと思っています。
このブログでも今後は、野菜やフルーツ、魚を食材としてご紹介していきます。
旬の話、生産地の話、生産者の想い、栄養や美味しい食べ方など、私自身が学び、体験してきたことを交えながら発信していきたいと思います。
皆さまの食卓が少し豊かになり、「今度食べてみよう」「産地に行ってみよう」と思っていただけたら嬉しいです。
これからも学び続けながら、美味しいものとの出会いを楽しみ、その魅力を伝える伝道師でありたいと思っています。